ヒト幹細胞エキスと植物幹細胞エキスは違うもの? 幹細胞コスメを選ぶときの注意点

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2024.03.29

エイジングケア効果が高い化粧品として注目されている「幹細胞コスメ」。しかし、幹細胞には“植物由来”のものと“ヒト由来”のものがあり、特徴や効果が全く異なるのをご存知ですか? 今回は、この2つ幹細胞コスメの違いについて詳しく解説します。

 

植物幹細胞エキスとは?

植物も動物と同じように、傷ついた細胞を再生させる「幹細胞」を持っています。
植物由来の幹細胞とは、植物が持つ幹細胞を培養する過程で細胞から抽出したエキスのこと。つまり植物の生命の源です。

現在幹細胞コスメとして主に使用されているものは、収穫後4ヶ月経っても腐らないリンゴとして有名なスイスのリンゴ種と、何年も雨が降らなくても枯れないモロッコのアルガンツリーの2種です。

この2種は抗酸化作用が強く、保湿力にも優れているため化粧品に配合することで高い効能を発揮します。
しかし、植物幹細胞エキスには情報伝達のための鍵穴(レセプター)や伝達物資( リガンド)が存在しないため、細胞自体を活性化することはできず、ヒト幹細胞培養エキスほどの劇的な効果は期待できません。

 

ヒト幹細胞培養エキスとは

人の脂肪幹細胞から抽出した幹細胞を培養する際に分泌されたタンパク質成分。幹細胞そのものは入っていません。最大の特徴は、EGFやFGFなど細胞の成長をサポートするグロースファクター(成長因子)が大量に含まれていることです。

私たちの細胞は「活性化」することでターンオーバーリズムが整ったり、ハリの元となるコラーゲンやエラスチンなどが生成されます。この「活性化」は、細胞の表面にある特定の形をした鍵穴(レセプター)にピッタリとフィットする鍵(リガンド)が結びついて、初めて始まります。

ヒト幹細胞培養エキスには、鍵(リガンド)となる成長因子などが豊富に含まれているため、細胞の活性化を促進。不足した成分を補う今までのスキンケアとは違い、肌の根本となるコラーゲンなどの成分生成をサポートする全く新しい成分として注目されています。

植物幹細胞エキスとヒト幹細胞培養エキス
1番の違いは一体何?

植物幹細胞エキスには、細胞表面の活性化を促すレセプターとリガンドの仕組みはありません。つまり、根本に働きかけて肌そのものを活性化していくことはできないのですが、非常に高い抗酸化作用と保湿効果があるため、肌を保護したり肌状態を改善したりする効果は抜群に優れています。

一方、ヒト幹細胞培養エキスは豊富に含んだ成長因子などがレセプターにフィットし細胞の活性化を促進。加齢によって減少するコラーゲンやエラスチンなどハリの元を補うケアではなく、自らハリを生み出す肌を目指す場合は、ヒト幹細胞エキス配合の化粧品がおすすめです。

 

幹細胞コスメを選ぶ際の注意点 “幹細胞コスメ”と言っても、植物由来のものとヒト由来のものでは全く効果が異なるので、違いをしっかり理解して自分にあったコスメを選ぶようにしましょう。

 

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