夏ダメージをリセットする秋のうるおいスキンケア

SKINCARE

2018.09.25 HOWTO 保湿 季節美容 美肌

朝晩すっかり涼しくなり、過ごしやすい季節がやってきました。紫外線もやわらぎ穏やかな気候が続く秋はついついお手入れの手を抜いてしまいがち。けれども実は、夏のダメージを溜め込んだ秋肌こそ注意が必要なのです。

 

秋の肌状態と起こりやすい肌トラブル

夏の強い紫外線ダメージやエアコンによる乾燥など、様々なダメージが蓄積した秋の肌。さらに朝晩の寒暖差や外気の乾燥による皮脂量の低下も重なり、この季節にシミや小ジワ、たるみなどのトラブルが一気に現れてくることも。

このままの状態で冬を迎えてしまうと、トラブルが肌に定着し老けた印象になってしまいます。秋始めの今こそ、夏の蓄積ダメージをリセットする丁寧なスキンケアを取り入れることが大切です。

 

夏ダメージをリセットするスキンケア3ステップ

1:ホットタオルで肌全体の血行を促進

夏の過酷な紫外線を浴び続けた肌は角質が溜まりやすい状態に陥っています。ゴワゴワと厚くこわばった肌では、せっかく保湿しても浸透が十分にできず効果が半減してしまいます。まずはやさしくほぐしてターンオーバーを整えることが美肌への近道です。そのためにおすすめなのが、ホットタオルを使った温めケア。

クレンジングや洗顔の後、水に濡らしたフェイスタオルを軽く絞り、500wの電子レンジで40秒〜1分ほど加熱します(熱くなるので様子を見ながら加熱してください)。 タオルを電子レンジから取り出したら、顔の近くで軽く広げ、蒸気を浴びるようなイメージで肌を蒸しましょう。熱すぎず気持ちいい程度の温度になったら、顔全体にタオルをのせて30秒〜1分程度手のひらで包み込みキープします。

肌全体の血行が促され肌のすみずみまで栄養が届きやすくなるため、この後のスキンケアが浸透しやすくなるだけでなく、透明感も高まります。

 

 

2:肌にたっぷりうるおいを補給

ホットタオルケアで、化粧水をたっぷり使ってうるおいをチャージしましょう。この時期は普段よりも多めの量を使った贅沢ケアがポイント。 顔全体にまずパシャパシャとなじませたら、手のひらでギュッギュッとやさしく押し込むようにハンドプレスを。仕上げに両手で顔全体を包み込んでうるおいを閉じ込めましょう。このひと手間が水分や美肌成分の浸透を高めて、肌の回復力を引き上げます。

 

3:クリームでじわじわ時間差保湿

「本格的に乾燥するまでクリームは要らない」と思い込んでいる方はいませんか? 実は保湿クリームが一番力を発揮するのは「時間差保湿」なんです。

化粧水や美容液と比べ、クリームは油溶性成分の比率が高いアイテム。じっくり時間をかけて肌に浸透するので、先に使った化粧水や美容液の後から、時間差でうるおいや美肌成分を届けることができるのです。そのうえ保湿クリームは皮脂膜をサポートする働きもあり、夏ダメージでゆらぎがちな秋肌を立て直すには大切なステップです。

特に、就寝中は肌の修復や再生が促される時間帯。夜のお手入れの仕上げにはエイジングケア成分が配合されたクリームをしっかりなじませて、健やかな美肌を育みましょう。

 

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 夏ダメージを受けた肌を健やかな肌状態へと導きます。